訪問コーナー
第3回 MUSIC STUDIO HIVE


工場、倉庫、会社などが集まる商工センターの一角にあるのが、MUSIC STUDIO HIVEだ。

オープンは2010年7月。
最初は利用者は口コミによって来ていたが、最近はホームページから知ったお客さんも増えてきた。
お客さんは各地からやって来ているが、遠いところでは呉方面からも。

町の佇まいからすると、そこに音楽のスタジオがあるとは気付きにくいし、比較的郊外にある事にデメリットはないのかと思うが、足を伸ばしても楽な所がいいという人が多いので距離はあまり問題ではないそうだ。
駐車スペースが多く、無料なのも魅力だ。

スタジオ利用者の年齢層は中・高校生から50代ぐらいまでで、音楽性も幅広い。
個人練習でふらりとやって来るお客さんもいる。
新しい場所というのも手伝って、利用者はスタジオを綺麗に使ってくれているそうだ。
(※もちろん、マナーを守ってもらうことは大事なので、皆さん、綺麗に使いましょう)

最近はどんな音楽性のバンドが多いですか?という質問には、多種多様なのでこれ、というのはないが、あえて言うならば(おそらくは)出演するライブハウスによってキャラクターが違うのは感じるとか......。


↑Cスタジオ
スタジオはA、B、C の3つと、レコーディングブースがある。
レコーディングで作れるのはあくまでデモで、料金も気軽に利用できる範囲。
一部のミュージシャンが求める機材のクオリティーはあまりに高すぎて、それに完璧に応えるのは難しいので、シンプルに使えるような形にしてあるそうだ。
レコーディング的な気分は体験できるので、プリプロとしては最適だろう。

(料金等の詳細はスタジオのホームページで確認のこと)

「レコーディングに大金を使うよりは練習して、ライブを一本やってくれた方がいいんじゃないかなと思います。」

今は、バンドがレコーディング/リリース/宣伝まですべてやっている事が多いので、スタジオがあえて一つのバンドに限ってサポートしているという事はない。

あくまでリハスタなので、音楽性を限定せずに気軽に利用して、ライブに向けてとかレコーディングに向けてとか、バンドの活動拠点になってもらえればいいという事だ。


MUSIC STUDIO HIVE ホームページ



店長のシンタローさんも現在、バンド embryoで活動中。

↑広いロビー 
7月には、スタジオ主宰での一周年イベント「HIVE Picks vol.1」をHiroshima Back Beatで企画。
出演バンドの音源を集めてCDもリリースする。(詳細はHiroshima Back Beatのホームページで)
スタジオ利用者を中心に幅広い音楽性のバンドが出演する予定だ。


ロビーも広く、バンドのミーティングの場になっている。(ちなみにアイスクリームを100円で販売しています。)
ちょっとしたリペア、メンテナンスはやってくれるので、楽器で気になるところがあったら相談に乗ってみては。



「色んな人に知ってもらって、一度来てみてもらえたら」
ぜひ一度、足を運んでみてはどうだろうか。